夏だし暑いから言いたい事をいってもいいじゃないって思った。夏だし

ひそかにフィルオミノペンパ本をすべて解いたのである。
うーん。
しかしながらこう、実際毎回おもうのだけれど、どうもフィルオミノペンパ本というのはいまひとつ楽しくない、というか、スリリン等にあるような上達してゆく喜びのようなもんがないというか。どうもぐいぐいもってかれない気がする。
で、たぶんさあー、それもさー、きっとそうだと思うのだけれどー、たぶんね、実はまだフィルオミノの手筋を作者が把握しきってないのだとおもうよ、俺。いやもうあえて文句言うついでにわかってるぜ的、先輩社員の昼飯のついでに後輩の悩みのアドバイスでもしたるか的見下し成分を配合させながらいってしまうけど、かつてフィルオミノ手筋は5段階に分かれる説を提唱し実際それはかなりいけてる説なんじゃない、的確なんじゃないなど思っているわけで、それにてらして言えば、大きいサイズでの手筋5「噴き出す」の使い方が蛇花火にかたよっている節があり、で、これもつねづねいっているけれど、蛇花火は使い方をうまくやんないとだめなんだって。全体的にそのあたりがしんどいのと、あとそもそも発生関係の手筋がほとんどなく、べたーと、のんべんだらりと伸びと弾きだけで埋めてゆくというどこまでもかったるい問題がちらほらあるせいで、なーんかやなかんじのペンパ本だったでぇーす。思考力のあまりない昨今。
しかしながらね、フィルオミノは本当にわかっている作者といまひとつ作者の差がけっこうあきらかになってしまっているんじゃないかなー。全員一考。