ポストが遠い

ペンパ本用に波及効果をたくさん作った。破綻をやたらと引き起こすパズルだな、と思っていたが、実に偶然にもこのたびの依頼直前に波及効果ブームが自分内に到来し、そこでざくざく作って練習できたのがうまく利いた。しかし見事なタイミングである。で、今回の短期集中波及効果製作によって破綻しないコツのようなものを会得したというか、べつに破綻しやすいパズルではないとの知見を得たというかいずれにしろ、破綻よさらば、な波及効果イスト化したのはよいのだけど、実は真の問題点が浮上したのである。それは問題作成中ではなく、チェックしたあとにおかしなところがぼろぼろ見つかるというやっかいな問題であった。結局作るときの破綻チェックをいいかげんにして、そのかわりに解きなおしチェック時にしわを寄せてるだけともいえる。まあそんなことだから、つくるだけならよいのだけれど、現在原稿清書の真っ最中であって、解きなおしをすると平気で2がひとつおきに配置されていたりして完璧に二週間前の自分の尻拭いの連続となっている現状に、もうそれは清書への意欲がそがれることよ。ポストが遠い。